はじめに|1歳半の息子、車ブーム到来!
1歳6か月の息子に、ついに「車ブーム」が到来!
お散歩中もトラックやバスを指差し、公園で遊ぶよりも走っている車を見る方が楽しそう。
最近のお気に入りスポットはサービスエリアと駅前のバスロータリーです。
図書館では毎月40冊ほど絵本を借りているのですが、最近はその大半が”乗り物系”。
気に入った本は購入したり、本屋さんでも新しい絵本を見つけて購入したりしています。
でも、いざ選ぼうとすると悩みませんか?
「1歳半の子供に合う図鑑のボリュームは?」
「言葉が増えてきた子供の為に、図鑑ばかりでなくストーリー性のある本も読んであげたい!」
実際に私も、息子に合う“ちょうどいい絵本”に出会うまでたくさんの本を読みました。
今回は、これまで読んできた“乗り物系絵本”の中から
◎本当にオススメできる絵本&図鑑7選
をランキング形式で厳選して紹介します。
息子の実際の反応や、読んだ時のエピソードも交えながら、
「車が好きな1歳〜2歳の子にどんな本を選べばいいか」迷うパパ・ママ、
「孫のプレゼント選びに悩む」祖父母の方に向けて、リアルな情報をお届けします。
これまでに読んだ”乗り物系絵本”

息子が車に夢中になってからというもの、図書館や本屋では”車の絵本”をメインに探すようになりました。
たとえば
- 「バスにのって
」(かしわら あきお 絵・谷口國博 文/河出書房新社)人気の手遊び歌の絵本
- 「いろいろバス
」(tupera tupera 作/大日本図書)色とりどりのバスに乗り降りするのは誰?
- 「がたんごとん がたんごとん
」(安西水丸 作/福音館書店)「がたんごとん」繰り返しのリズムが楽しい絵本
- 「はたらくくるまの図鑑
」(五十嵐美和子 著/白泉社)写実的タッチで描く温かなイラスト図鑑
- 「ぶーぶーじどうしゃ
」(山本忠敬 作/福音館書店)優しいイラストの絵本
- 「ぶーぶーぶー
」(こかぜ さち 文・わきさか かつじ 絵/福音館書店)オノマトペが楽しい絵本
- 「なきごえバス
」(えがしらみちこ 著/白泉社)動物たちとバスごっこを楽しむ可愛いイラスト絵本
- 「まかせとけ
」(三浦太郎 作/偕成社)主に工事車両の「まかせとけ!」の繰り返しが楽しい絵本
- 「とどくかな
」(三浦太郎 作/偕成社)働く車の「届くかな?」「届いたー!」の繰り返しが楽しい絵本
- 「路線バス大全
」(加藤佳一 著/技術評論社)路線バスの全てが乗っているより専門的な本
など、1歳半の子供にちょうどいい絵本を探して、これまでに読んだ乗り物・車関連の絵本は50冊以上!
どれも魅力的な絵本ばかりですが、文章が多すぎず少なすぎず…
”言葉が段々と出始めている1歳半の子供にちょうどいい内容”
に出会うにはなかなか苦労しました。その中でも、テンポの良い言葉や仕掛けのある絵本には息子のくらいつきが抜群でした。
また、図鑑系の本もいくつか試してみましたが、初めて手に取った図鑑は車両の種類が多すぎて親の私でも知らない車がたくさん。「これはもう少し大きくなってからかな・・・」と感じたこともあります。
こうした経験をもとに、今回は「一歳半前後の車好きキッズにちょうど良い絵本」を厳選して紹介します。
のりもの絵本オススメランキング7選
これまで50冊以上に及ぶ乗り物の絵本や図鑑を見た中で、これはどんな人にもオススメできる!と思った本を7冊紹介します。
正直なところ、どの本もそれぞれ特徴があるので1位にしたいところなのですが、ここはわかりやすく敢えてランキング形式にしました。それぞれの特徴も紹介しているのでお読みいただけたら嬉しいです。
絵本はそれぞれのお子さんの好みもあると思うのですが、今回ご紹介する本であればきっとどの子も気に入ること間違いなしかと思い紹介します。
1位|ミニカーたんけんたい

| 関根知未/作 | アリス館 |
| ページ数:28ページ | サイズ:20㎝×20㎝ |
ミニカーたちが家の中を冒険するお話。
様々なミニカーが描かれる、トミカ好きな子にはたまらない作品。
オノマトペも豊富で、子供が好きな動物やくだものも出てくるのでどんな子供でも好きなページが見つかるはずです。
絵本の最後はワンワンと一緒にミニカーがおやすみするので、就寝前の一冊としてもぴったり。
更に、全体がリズミカルに読める語数となっているので昼間は楽しい雰囲気で。など読み分けることもできます。
文章量・ストーリーの長さが丁度よく、飽きることなくかつ満足できる内容なところもありがたいです。
イラストも優しい雰囲気なので女の子にも良いと思います。
息子はところどころに出てくるワンワンがお気に入りで、ページをめくっては「ワンワン!」と指さしして楽しそうに見ています。リズミカルに読めるので母親の私も読んでいて楽しいです。
こちらもシリーズでオススメです。
2位|はじめてのずかん はたらくくるま

| 小賀野 実(監修) | 高橋書店 |
| ページ数:96ページ | サイズ:B5変形 |
大きなイラストに程よい解説付き。とても見やすい図鑑です。
車両の種類も少なすぎず、多すぎずで身近な緊急車両から少しレアな車両までいい感じに揃っています。
この本は最初図書館で借りていたのですが、息子が気に入りすぎて何度も借り直しました。段々使用感が出てくる程にまでなってしまったので最終的に購入した一冊です。本棚から毎回持ってきては息子お気に入りの車両を見たり、時にはお散歩中に見た車両を「さっきこの車を見たね!」というような感じで楽しんでいます。
巻頭にイラストの目次がついているので、息子とそのページを見ながら「どの車が見たい?」と車両を選んでページをめくっています。次第にページ数も少し言えるようになり、ちゃっかり数字の練習も兼ねて楽しんでいます。
初めての図鑑を選ぶのであれば本当にオススメの一冊です。
「学研」が出している図鑑も借りてみましたが内容や内部の雰囲気が「高橋書店」の図鑑に近いものがあります。
どちらの出版社さんのものが良いかは好みかなと思います。こちらも参考に。
3位|ぼくはブルドーザー!

| 三浦 太郎 作 | こぐま社 |
| ページ数:36ページ | サイズ:21㎝×23㎝ |
1歳過ぎた頃から活発になるお外遊びや砂場遊び。
こちらの本は砂場遊びをしながら男の子がブルドーザーやパワーショベルになりきって遊ぶ様子がダイナミックに描かれている絵本です。オノマトペが豊富で楽しく読めますし、文章の量もストーリーを感じるページと「僕はタンクローリー!」とシンプルな言葉が書かれているページとが交互に展開していくので飽きないかつ満足できる分量です。
私は最後の方のページに出てくる「おとうさん」を今は「パパ」の方がわかりやすいかと思い、読みかえて息子に読み聞かせしています。毎回息子もそのページになると「パパ」と嬉しそうに言っているのが印象的です。
絵本は「ママ」は良く登場するのですが、この絵本は「パパ」が出てくるのでその点もお気に入りなところです。
ストーリー性のある重機の絵本を読みたい方にオススメです。
4位|はたらくのりものえほん

| いしかわ こうじ 作 | 童心社 |
| 項数:28項 | サイズ:15㎝×15㎝ |
人気の働く車たちが登場する仕掛け絵本です。
シンプルなイラスト構成、楽しい仕掛け絵本となっている為1歳未満のお子さんからオススメです。
この本は贈り物で、息子が6カ月くらいの頃から家にありました。
まだ「働く車が大好き!」という段階ではない頃から仕掛けのページをめくったりして楽しんでいましたし、
車大好きになった今は進んで本棚から取り出してきます。
特に1歳半になった今、お気に入りのページは最後のページです。
「のりものがいっぱい」と書かれたページにはこれまで紹介された車両が街の中に勢ぞろい。
息子に「消防車はどれ?」と聞くと探して指さす「乗り物当てゲーム」にハマっています。
一歳未満のお子さんのファーストのりもの絵本としてもオススメです。
5位|のりたいな

| みやま ともみ 作 | 福音館書店 |
| ページ数:20ページ | サイズ:21㎝×20㎝ |
大きな車両の切り絵風イラストと優しいリズムで進む文章が心地良い絵本です。
全体的にシンプルな印象で、子供にとってはそのシンプルさが良いように見えます。
この絵本は息子が本屋で見つけて「これが欲しい〜」と示してきた絵本で、表紙のバスがお気に入りです。
車両の絵本でありながら、どこか優しい気持ちになれる絵本でオススメです。
6位|めくって発見!えほん のりもの

| 永岡書店編集部 | 永岡書店 |
| ページ数:16ページ | 半型:A4変 |
はたらく車の内部の仕組みがリアルなCG図解で紹介された仕掛け絵本。
たくさんめくる箇所があり面白い絵本です。かなり詳細な説明まである為、内容としては少し上の年齢の子向けかもしれません。
息子は、詳細の説明文は理解できてはいませんがCGのイラストは迫力もあり、ペラペラの仕掛け部分をめくるのをいつも楽しんでいます。
小さなお子さんでも迫力のイラストと仕掛け部分を楽しめる絵本です。
7位|タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000

| 小学館 | 小学館 |
| 貢:68貢 | 判型:B20取変 |
のりもの専門の本ではありませんが、車のページが特に息子のお気に入りの為ランクイン。
専用のペンで画像をタッチすると、タッチした物の名前を音声で聞くことができます。(日本語と英語)
息子は1歳の誕生日にこちらの本を頂き、当初は車をタッチして楽しむのみでした。
1歳半を迎え、最近は「どれかな?クイズ」が一人でできるようになり更に楽しんでいます。
(「どれかな?クイズ」とは、例えば「消防車はどれ?」と音声で聞かれるので専用ペンでタッチすると「⚪︎ピンポン、正解」や「×ブー、もう一度探してみよう」など3問クイズを出してくれる遊びです)
英語モードもある為、英語に馴染むのにもピッタリ。
その他のページも食べ物・動物・音楽・・・とっても内容が充実していてプレゼントには間違いないです。
海外旅行でホテルでの支度時間など、子供の退屈しのぎにも大活躍でした。
のりもののページは少し減りますが、もう少し大きいお子さんにはこちらもオススメです。
こちらは、「はじめてずかん1000」の”単語”から少しステップアップして”あいさつ”・”会話”・”時刻”・”英語ミュージック”などが盛りだくさんの内容です。 1歳半の息子でも十分楽しんで利用しています。
まとめ|車好きの1歳半にぴったりの絵本選びとは?
車好きの1歳半にとって、絵本は“乗り物の世界を広げる入り口”です。
図鑑で新しい言葉を覚えたり、ストーリー絵本で感情ややり取りを学んだり――どちらも成長につながる時間。
我が家では、日中は図鑑をメインに一緒に眺めて「これなに?」を楽しみ、
寝る前はストーリーのある絵本で落ち着いた時間を過ごすのが定番になりました。
(図鑑だと終わりが無いのでなかなか寝てくれず・・・)
のりもの好きなお子さんやお孫さんがいらっしゃるようでしたら今回紹介した10冊をぜひチェックしてみてください。
車好きの子どもにとって、きっとお気に入りの一冊が見つかるはずです。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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