子どもが生まれるまで、新幹線も電車も、当日に駅で切符を買えばいいと思っていました。
車移動がメインだったこともあり、スマートEXはアプリだけ入れて登録せずに放置…。
でも今回は、1歳の息子と二人きりで成田空港へ向かうワンオペ海外旅行。
「できるだけスムーズに空港まで到着したい」「当日に省ける作業は全て省きたい」
そんな想いから、初めてスマートEXと駅ネットを本格的に使って事前予約することにしました。
結果、新幹線はチケットレスでスムーズに改札を通過できる快適さに感動。
成田エクスプレスも事前発券のおかげで、予約時刻に遅れることなく乗り込むことができました。
(品川駅での乗り継ぎに迷ってしまったのです・・・)
チケットレスや事前予約は本当に快適で、もっと早く使っていればよかったと思いました。
この記事でわかることは、
- スマートEXの使い方・注意点
- 駅ネットの使い方・注意点
- 実体験に基づいた使い勝手 など・・・
を、実際のワンオペ子連れ旅の経験を交えてご紹介します。
これから小さなお子さん連れで新幹線や成田エクスプレスを利用する方や、まだスマートEXや駅ネットを使ったことのない方へ、移動ストレス軽減につながれば嬉しいです。
スマートEXと駅ネットで変わる!子連れ移動の快適さ

小さな子どもとの移動では、切符売り場に並ぶ時間や発券の手間も大きな負担になります。
新幹線の「スマートEX」と成田エクスプレスの「駅ネット」を使えば、事前に座席を予約でき、当日はスムーズに改札を通過可能。
今回のワンオペ海外旅行で初めて本格利用しましたが、チケットレスで移動できる快適さは想像以上。
移動がぐっとラクになりました。
車移動派だった私が事前予約をしたきっかけ
子どもが生まれるまでは、新幹線や電車の切符は当日に駅で買えば十分、と思っていました。
普段の移動はほとんどが車だったこともあり、スマートEXも以前にアプリは入れたのですが登録がうまくできずにそのまま放置・・・。
しかし今回は、1歳の息子と2人きりで成田空港まで行くワンオペ海外旅行。
「当日に余計な動きはいっさい省きたい」という思いから、初めて事前予約に挑戦することにしました。
結果、事前に座席を確保できる安心感と、当日チケットレスで改札をスムーズに通過できる快適さに感動。
もっと早くから使っていればよかった、と心から思いました。
実際に使ってみた感想
まず、事前に座席が決まっている安心感が大きかったです。
ワンオペで子連れだと、「当日、並んでチケットを買って…」という時間や労力はできるだけ減らしたいもの。予約さえしておけば、あとは改札を通るだけでOKでした。
特にスマートEXはチケットレスでそのまま改札を通過できるのが本当に便利。SuicaのようにICカードをタッチするだけで通れるので、荷物や抱っこ紐の息子で手がふさがっていてもスムーズです。
駅ネットは紙の切符を発券する必要があったものの、座席指定や料金支払いを事前に済ませられるため、当日の手間は大幅に減ります。
「切符売り場に並ばなくていい」というだけで、移動中のストレスはかなり軽減されました。
東海道新幹線は「スマートEX」で予約

スマートEXは東海道・山陽・九州新幹線をチケットレスで予約・乗車できる公式サービス。
ICカードをタッチするだけで改札を通過でき、切符を持ち歩く必要がありません。
今回初めて本格的に利用しましたが、予約の手軽さと改札通過のスムーズさに感動。荷物が多い子連れ移動では特に助かります。
注意点は、繁忙期はアプリが繋がりにくくなることと、払い戻しには手数料がかかることです。
登録から予約までの流れ
- スマートEXアプリをダウンロードし、会員登録(交通系ICカード番号・クレジットカード登録)
- 出発・到着駅、日時、座席タイプを選択
- 予約完了後はICカードでそのまま改札を通過(改札を通過すると利用案内チケットが出てきます)
私の場合は「Yahoo!乗換案内」アプリで乗りたい新幹線を検索し、表示される「スマートEXで切符購入」ボタンから購入します。
そうすると上記”2”の各項目が自動的に入力されるので検索がスムーズで便利です。
一度登録してしまえば、次回以降は数分で予約完了。駅で並ぶ必要がなく、子連れでもスムーズに乗車できます。
注意点|繁忙期のアクセス集中や払い戻し手数料
スマートEXは便利ですが、年末年始・お盆・大型連休などの繁忙期はアクセスが集中してアプリに繋がりにくくなることがあります。
特に予約開始直後や出発直前は混雑しやすいので、
- 早めに予約をする
- 自分の乗る路線の時刻のわかるもの(yahoo乗換案内など)をスクショしておく
(「何時の新幹線に乗るんだっけ?」となった時にアプリ以外で時間を確認できるようにしておくと便利) - 当日チケットの変更などがありそうな時は早め早めに手続きを済ませる
- 天候が悪く公共交通機関に影響の出そうな時は特に注意
を意識されることがオススメです。
また、予約の払い戻しには手数料(通常320円)が発生します。時間や列車の変更であれば手数料はかからないため、予定が変わる可能性がある場合は「変更」で対応すると無駄な出費を防げます。
成田エクスプレスは「駅ネット」で予約

成田エクスプレスの予約は、JR東日本の「えきねっと」で行います。
ただし、新幹線と違って少しややこしいポイントがあるので注意が必要です。
アプリよりWEBからの予約が安心
えきねっとアプリでは、成田エクスプレスの特急券しか購入できません。
乗車券もまとめて購入したい場合は、WEBサイトからアクセスして手続きするのが安心です。
新幹線乗り継ぎの場合は紙の切符が必須
今回私は、新幹線を利用してから成田エクスプレスに乗り換えるルートでした。
この場合、成田エクスプレスの区間は交通系ICでの通過ができないため、必ず紙の乗車券が必要になります。
購入時に「乗車券(紙の切符)を申し込む」を選択しましょう。
事前発券が安心
紙の切符は、旅行当日より前に最寄り駅で発券できます。
私は当日発券の手間を避けたかったので事前に発券しましたが、これが大正解。
後で書きますが、品川駅で乗換に迷ったため、当日発券だったら乗車時間に間に合わなかったと思います。
特急券と乗車券の組み合わせに注意
当初は「特急券はチケットレスのお得な切符、乗車券は紙」という組み合わせで購入しましたが、この場合発券できるのが品川駅のみという制約があることを知りませんでした。
事前発券をしに行った際にそのことが発覚し、静岡駅で事前発券できるよう特急券も乗車券も紙の切符に申し込み直しました。
(払い戻しには手数料がかかる為、変更手続きで全て済ませました。)
電話で確認して解決
正直、この仕組みは複雑で理解が難しく、最終的にはえきねっとに電話して教えてもらいました。
事前発券の日は、駅でスマホを片手にチケットの振替操作をしながら、もう片方の手で子どもを抱っこ…なかなか大変な作業でした。
でも、そのおかげで当日は何の手間もなくスムーズに乗車できました。
まとめ|アプリ事前予約で旅のストレスを大幅軽減

今回のワンオペ子連れ旅で、スマートEXとえきねっとの事前予約は本当に助けになりました。
特に、えきねっとで事前発券しておいたおかげで、当日品川駅で迷って右往左往しても列車に間に合ったのは大きなポイント。
もし当日発券だったらきっと予定の電車に乗ることができませんでした。
また、スマートEXはチケットレスでスムーズに改札を通過でき、えきねっとも事前に座席が確保できる安心感がありました。
発券や手続きの手間を旅行前に済ませておくことで、出発日当日は移動だけに集中できるのも大きなメリットです。
子連れ旅行は、当日の親の負担をどれだけ減らせるかが鍵。
だからこそ、移動やチケット手配など「できる準備は事前に済ませておく」ことが、当日の安心と余裕につながります。
これから新幹線や成田エクスプレスで小さなお子さんと旅行される方は、ぜひアプリやWEBで事前予約をしてみてください。
ここまで、旅行前の準備についての内容をお届けしてきました。
出発編に入る前に、これまでの準備記事をまとめた「総集編」をお届けします。
パスポート作成から持ち物、移動準備まで、一気に振り返れる記事になっています。
その次はいよいよ、静岡駅〜成田空港までの道のりと乗り換えの様子をご紹介します。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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